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医学教育の大きな欠陥がバランスを欠いた医師をつくる

なあ~んて書くと、いろんな批判をうけそうですが、大学病院で深く教育に携わっているものとして書いているわけですので、説得力はあるかなあと思っております。

今の医師に不足しているのは

①人間力

②会話力

③栄養学や健康に関する知識(病気の知識は豊富ですが)

④薬を減らす知識です。

日本の医学部教育や卒後研修では、これらに関する教育はほぼありません。

①~④をつけるにはトレーニングが必須と思っています。

医師の多くは患者さんが病気であることは病気の診断基準に照らし合わせればわかるが、健康かといわれるとわからないのが本音と思います。

その背景には、今の医学が患者さんが病気になってからは対症療法中心としているのと、健康と病気の間、すなわち未病の概念を西洋医学が取り扱っていないことが挙げられます。

本来薬は病気が治るまでのピンチヒッターとして使うはずなのです。

しかし、維持療法として長期で飲まされることも多く、もちろん本当に必要な場合も多いのですが、漫然と維持している例があまりに多く、それが医師の技量不足(①~④)によるものだと感じています。

そう思うと、大変もどかしい、やりきれない気分になります。

本当に目の前の方のために自分が医師として、「人間」として何がして差し上げられるか?

医学的な最新の知見を勉強する前に医師が自身の成長の為にできることはたくさんあると私は感じています。

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